音楽はいつだって交わっているvol.2


フィンランドの弦楽器カンテレの奏者
あらひろこさんとのジョイント企画。
2回目は、小樽潮まつりの最終日に「キッチンぐるぐる」にて行います。

潮まつりって「○○神社例大祭」ではないんです。神社、関係なし。
知ってました?
港町ですから、海の安全や大漁を願ったり、「北のウォール街」としては商売繁盛とか、もちろん様々な願いは込められている。
でも、特定の宗教や神仏を「奉る」ことも「祀る」こともない。
そんな「人と自然と文化の祭り」が「潮まつり」のテーマなんですね。
このコンセプトで「潮まつり」を立ち上げたのは、バブルの時代、
埋め立て計画が実行されつつあった小樽運河の
保存運動に携わった方たち。
僕が「赤い運河」で歌った画家の藤森茂男さんはじめ、
小樽を愛する人たちが、
一から創り上げたと聴いています。
まだ「町おこし」などという言葉のないころのこと。

バブルが終わって、かろうじて残された小樽運河の景観は、小樽、そして北海道の宝であるだけでなく、大阪の道頓堀川や、最近では創成川など、日本でも「川べりで市民が憩う」街並みを作り守っていこうという動きのさきがけではなかったか、と思います。

小樽で「赤い運河」を初めて歌うのが、潮まつりの日。
これもご縁かも知れません。

港町らしく、カンテレのあらひろこさんと、蘇州〜シンガポール〜ベニス〜英国のコーンウォールといった、世界の港町を巡るような音楽空間をつくってみたいと思い描いています。
この夜、20時からは花火大会が行われます。おいしいごはんを食べて、音楽を聴いて踊って。そして花火の夜に繰り出しましょう! 

2012年7月29日(日) 18:00~20:00
小樽キッチンぐるぐる
小樽市入船 1-6-16 ☎ 0134-24-2300
料金 2,500円(ワンドリンク付き)
あらひろこHP http://white.ap.teacup.com/kantele/
 

  • 2012年07月10日(火)07時09分

昭和レトロなニューミュージックの夜@喫茶アコルデオン

ちょっとした思いつきで、10代の頃書いた楽曲を歌ってみようと、
小さなライブを企画しました。
POPCONで賞を頂いてドーナツ盤になった「たわいないトワイライト」も
書いたのは18才。そのPOPCONは三回目の出場でしたから、
16、17あたりでかなりの数を書いているんですね。
先日、当時YAMAHAで録音したデモのオープンリールテープを
再生する機会があり、自分でも忘れていた歌がたくさんあって、
ちょっと陽の当たる場所に出してやろうかと。
企画モノなのでチャージは低め設定です。で、ノーマイクノーアンプです。場所はここ

喫茶アコルデオン。
札幌市中央区南21条西10丁目2-2 
Tel.(011)513-8877

さっぽろ市電の「石山通り」か「東屯田」停車場で降りて徒歩1分。
歌っていると外を走る市電の音が聴こえるし、
外から覗くと誰かが音楽を奏でているのがわかる。そんなお店です。
なので、ふらっと入ってくるお客様も多いですね。

7月13日金曜日
開場19:00
開演19:30
ライブチャージ1000円(ドリンク代別途)

しかし、ニューミュージックってすごいジャンル名だ。J-POPもたいがいだけど。

  • 2012年06月24日(日)12時50分